ヴァルナ
このローマの浴場跡はまさに地理的に町の中心地にあり、アントニー・ピーという皇帝の時代(2世紀ごろ)に建設されたものだそうです。
しかし異民族が侵入した5世紀以降はだんだんと寂れていってしまいました。14世紀に入ってからはここには陶器作りの工場があったとか。
今ではこの浴場跡の周りは住宅が建っていて、この写真もある住宅のお庭から撮らせてもらいました。
この民族復興博物館は1861年に建てられたもので文化財として指定されています。1959年にオープンし愛国心のある市民や学者達によって短期間のうちに内容の充実が図られたそうです。
この博物館の1階には聖アルハンゲル・ミハイル教会の祭壇装飾品が保存されています。これらの展示物からは啓蒙期の様子や国の独立運動、また露土戦争時代の様子をうかがうことができます。
さきほどの「ローマ浴場跡」から歩いて5分くらいのところに「ヴァルナ歴史博物館」が建っています。
残念ながら中には入らなかったので詳しいことはわかりませんが、ツタの絡まる建物でなんだかお化け屋敷っぽいですよね
上の「ヴァルナ歴史博物館」のすぐ横に左の写真のような遺跡がありました。
ブルガリアのガイドブックを調べてみたんだけど、どこにも詳細が書いていない・・・。
これも浴場跡と同じでローマ時代の建造物なのかなぁ~???謎な遺跡です。
海沿いの道を歩いているとヴァルナ港の入口が見えてきました。厳重に警備されて近づくのも少し怖かったので遠くから写真を撮りました。
ブルガリア唯一の海軍はこのヴァルナにあることから、海に関係する仕事に就きたい人たちは皆このヴァルナに集結す流そうです
これがヴァルナ駅です。この駅舎、どこかで見たことありませんか? そう、ブルガス駅とそっくりなんです!同じ人が建築設計したんじゃないかと思うくらいよく似ています。
さて、外を散策していて体も冷え切っていたので、ヴァルナ駅前にある食堂で温かいスープを飲みました。