ブルガス
ブルガリアのリゾート地で有名な黒海沿岸の街にやって来ました!ここに到着したのはすでに夏も過ぎて秋も終わりかけていましたので残念ながら泳いだりは出来きませんでしたが。
このブルガスは人口約20万人で、ソフィア、プロヴディフ、ヴァルナに次いで4番目に大きなブルガリアの都市です。またブルガリアの黒海沿岸では二番目に大きな都市でもあるの。 ソフィアからは東に390kmのところに位置しており、港、空港、製油所、造船所、鉄道車両工場、製材所、食品加工工場などの工業が盛んなほか、漁業、製塩、農業地帯としても有名です。
「コテル」を夕方出発しブルガスに着いた時には既に日が落ちていました。私達が泊まったホテルは右の写真にある「ホテル・ブルガリア」。一方通行の道が多くここの駐車場の入口を見つけるのに一苦労しました。
ブルガスに着いた時には雨が降り出していてとても寒かったです。コテルを出る時に町の人が「この風の吹き方から見て明日は雪だな・・・」なんて言っていましたが、本当に雪が降りそうな寒さでした。
この日の夕飯はホテルの最上階にあるレストランで久し振りに魚料理を食べました。というのも内陸のソフィアではあんまり新鮮な魚が食べられないのです。
ディナーショーもやっていてブルガリア人女性が洋楽を歌っていたけど少し音程がずれているような・・・。あははは。
翌朝、少し早く目が覚めたので部屋の窓から外を見ると海が綺麗に見えました。
昨日の夜に着いてここを出発するのは今日の昼。慌ただしいスケジュールで実質観光できるのはこの日の午前中だけ。
早速カメラを持って外に出たらあいにくの雨模様でした。ホテルの前にあるブルガスのメインストリート「アレクサンドロフスカ通り」を散策。この通りにはレストランやお店がたくさんあり一番賑わっている通りのはずなんですがこの日は天候のせいか静まり返っていました。
アレクサンドロフスカ通りを少し脇にそれると「聖キリル・メトディ広場」があり、そこには「聖キリル・メトディ教会」が建っています。
今度はアレクサンドロフスカ通りをホテルの方に戻り、ホテル前を通過して突き当りまで歩くと「ブルガス駅」が見えてきます。
「ソフィア」からこのブルガスまで列車を利用すると「プロヴディフ」経由で約6時間くらいかかるそうです。
以前ブルガスを訪れた時はソフィアから高速バスだったし、今回は車だったので列車では来たことがありません。でも列車の旅も良いかも知れませんね。
日本と違って「入場券」は必要ないのでプラットホームまで入って写真を撮って来ました。撮ってる間にも列車が着いたり発車していったり。別れを惜しむ人達がいたり、再会を喜ぶ人達がいたり。なんだかこういう駅って絵になりますね。
この後お昼頃にブルガスを出発し次の目的地「ヴァルナ」に向かいましたが、まさかあんな事態になろうとはこの時はまだ知る由もなかったのです・・・。