坂と空のあいだに

ブルガリア滞在記や趣味のこと、いろいろ書き留めてみました

ブルガリア滞在記

 

スリヴェン

スタラ・ザゴラを出て高速道路を北東に70km走るとスリヴェンという町に着きます。この町はソフィアから東に約280kmのところに位置していてブルガリア復興期の建築物がたくさん残っています。 またこの町は革命家「ハジ・ディミタルの家」博物館もあります。


スタラ・ザゴラ~スリヴェン間の風景

スタラ・ザゴラ」を出て次はスリヴェンと言う町に向かいました。

スタラ・ザゴラからは70kmのところにあり高速道路で1時間もかかりませんでした。

右の写真はスタラ・ザゴラからスリヴェンに向かう車の中から高速道路を撮ってみました。なんとものどかな風景がいいですね。

スリヴェン市内

スリヴェン市内に入ると「ソフィアを小さくしたような町」という印象でした。

でも「ソフィア」よりも物乞いをするジプシーがたくさんいて少し怖かったです。ちょっと車を止めているだけで窓の外からジプシーの子供たちが物乞いをしてくるの。
この町を散策する時は、手荷物に要注意!

「ハジ・ディミタルの家」博物館

この市内でまず見学しようと予定に入れていたのが「ハジ・ディミタルの家」博物館。でもこの日は閉まっていて中に入れませんでした。

ここで「ハジ・ディミタル」についてちょっと説明。
ハジ・ディミタルは革命家で、ルーマニアに移住し革命組織を作ってブルガリアをトルコから解放しようと努力した人物。彼は1868年に武装部隊を率いてブルガリアに潜入し、トルコと闘いましたが破れて戦死します。

ハジ・ディミタルの銅像

でもその後も長い間、民衆の中で『ハジ・ディミタルは生きているんだ』と信じられていたそうです。

彼の友人で有名な詩人フリスト・ボテフも「彼は生きている。生きているのだ。あのバルカンに!」というフレーズで始まる詩を書いています。

スリヴェン市の中心にある広場にはそんなハジ・ディミタルの銅像がたっていました

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